GitHub Copilot CLIにBacklog MCPを登録する

May 31, 2026·
金田 佑哉
金田 佑哉
· 3 min read

はじめに

GitHub Copilot CLI に Backlog MCP Server を登録すると、チャットから自然言語でBacklogの課題・プロジェクト・Wikiなどを操作できるようになります。

「課題を検索して」「コメントを追加して」といった会話でBacklogの操作が完結するので、ブラウザを開く手間がなくなります。

本記事では、npx を使って手軽に登録する手順をまとめます。

前提条件

  • GitHub Copilot CLI がインストール済み(copilot コマンドが使えること)
  • Node.js / npm がインストール済み(npx コマンドが使えること)
  • BacklogのAPIキーを取得済み

BacklogのAPIキー取得方法

  1. Backlogにログイン
  2. 右上のアイコン → 個人設定 を開く
  3. API タブ → メモを入力して 登録 をクリック
  4. 発行されたAPIキーをコピーして控えておく

設定手順

登録方法は3つあります。方法1のインタラクティブ操作が一番わかりやすいのでおすすめです。

方法1:/mcp add でインタラクティブに登録(おすすめ)

1. ターミナルで Copilot CLI を起動

copilot

2. 対話画面で /mcp add を入力

起動後のチャット画面で以下を入力します:

/mcp add

3. フォームに入力する

フォームが表示されるので、以下のように入力します:

項目入力値
Server Namebacklog
Server TypeSTDIO(ローカルプロセスを起動して通信する方式)
Commandnpx -y backlog-mcp-server
Environment Variables下記のJSON
Tools*(すべて許可)

Environment Variables には以下のJSONを入力します:

{
  "BACKLOG_DOMAIN": "your-domain.backlog.jp",
  "BACKLOG_API_KEY": "your-api-key",
  "ENABLE_TOOLSETS": "space,project,issue,wiki,document",
  "OPTIMIZE_RESPONSE": "1",
  "MAX_TOKENS": "10000",
  "PREFIX": "backlog_"
}

BACKLOG_DOMAINBACKLOG_API_KEY は自分のものに置き換えてください。

4. Ctrl + S で保存

保存すると CLI を再起動しなくてもすぐ使えるようになります。 設定内容は ~/.copilot/mcp-config.json に書き込まれます。


方法2:コマンドで一括登録

フォームを使わず、ターミナルから1コマンドで登録する方法です:

copilot mcp add backlog \
  --env BACKLOG_DOMAIN=your-domain.backlog.jp \
  --env BACKLOG_API_KEY=your-api-key \
  --env ENABLE_TOOLSETS=space,project,issue,wiki,document \
  --env OPTIMIZE_RESPONSE=1 \
  --env MAX_TOKENS=10000 \
  --env PREFIX=backlog_ \
  -- npx -y backlog-mcp-server

APIキーがシェルの履歴に残ります。気になる場合は方法1か方法3を使ってください。


方法3:設定ファイルを直接編集

~/.copilot/mcp-config.json を直接編集する方法です:

{
  "mcpServers": {
    "backlog": {
      "type": "stdio",
      "command": "npx",
      "args": ["-y", "backlog-mcp-server"],
      "env": {
        "BACKLOG_DOMAIN": "your-domain.backlog.jp",
        "BACKLOG_API_KEY": "your-api-key",
        "ENABLE_TOOLSETS": "space,project,issue,wiki,document",
        "OPTIMIZE_RESPONSE": "1",
        "MAX_TOKENS": "10000",
        "PREFIX": "backlog_"
      }
    }
  }
}

登録の確認・管理

# 登録済みのMCPサーバー一覧を確認
copilot mcp list

# 設定内容を確認
copilot mcp get backlog

# 削除したいとき
copilot mcp remove backlog

動作確認

Copilot CLI を起動して、以下のように話しかけてみましょう:

Backlogのプロジェクト一覧を教えて

プロジェクト一覧が返ってきたら設定完了です

設定パラメータの説明

環境変数説明
BACKLOG_DOMAINBacklogのスペースURL(例:yourteam.backlog.jp
BACKLOG_API_KEYBacklogのAPIキー
ENABLE_TOOLSETS有効にするツールセット(カンマ区切り)
OPTIMIZE_RESPONSE1 にするとレスポンスを最適化(推奨)
MAX_TOKENSレスポンスの最大トークン数(デフォルト50,000)
PREFIXツール名のプレフィックス(他MCPとの名前衝突回避)

ENABLE_TOOLSETS には使うものだけ指定すると、AIに渡すツール数が減って動作が安定します。利用可能なツールセットは以下の通りです:

ツールセット内容
spaceスペース情報の取得
projectプロジェクト管理(他ツールが依存するため推奨)
issue課題・コメント・マイルストーン管理
wikiWikiページ管理
gitGitリポジトリ・PRの管理
notifications通知管理
documentドキュメント閲覧

使用例

設定が完了するとこんな感じで使えます:

# プロジェクト一覧を見る
Backlogのプロジェクト一覧を表示して

# 課題を作成する
〇〇プロジェクトに「△△の調査」という課題を作成して

# 自分の課題を確認する
自分にアサインされている未完了の課題を一覧表示して

# コメントを追加する
PROJ-123に「対応完了しました」とコメントして

チャットから課題の作成・更新・検索が一通りできるので、日々の進捗管理がだいぶ楽になります。

参考リンク