GitHub Copilot CLIにBacklog MCPを登録する
はじめに
GitHub Copilot CLI に Backlog MCP Server を登録すると、チャットから自然言語でBacklogの課題・プロジェクト・Wikiなどを操作できるようになります。
「課題を検索して」「コメントを追加して」といった会話でBacklogの操作が完結するので、ブラウザを開く手間がなくなります。
本記事では、npx を使って手軽に登録する手順をまとめます。
前提条件
- GitHub Copilot CLI がインストール済み(
copilotコマンドが使えること) - Node.js / npm がインストール済み(
npxコマンドが使えること) - BacklogのAPIキーを取得済み
BacklogのAPIキー取得方法
- Backlogにログイン
- 右上のアイコン → 個人設定 を開く
- API タブ → メモを入力して 登録 をクリック
- 発行されたAPIキーをコピーして控えておく
設定手順
登録方法は3つあります。方法1のインタラクティブ操作が一番わかりやすいのでおすすめです。
方法1:/mcp add でインタラクティブに登録(おすすめ)
1. ターミナルで Copilot CLI を起動
copilot
2. 対話画面で /mcp add を入力
起動後のチャット画面で以下を入力します:
/mcp add
3. フォームに入力する
フォームが表示されるので、以下のように入力します:
| 項目 | 入力値 |
|---|---|
| Server Name | backlog |
| Server Type | STDIO(ローカルプロセスを起動して通信する方式) |
| Command | npx -y backlog-mcp-server |
| Environment Variables | 下記のJSON |
| Tools | *(すべて許可) |
Environment Variables には以下のJSONを入力します:
{
"BACKLOG_DOMAIN": "your-domain.backlog.jp",
"BACKLOG_API_KEY": "your-api-key",
"ENABLE_TOOLSETS": "space,project,issue,wiki,document",
"OPTIMIZE_RESPONSE": "1",
"MAX_TOKENS": "10000",
"PREFIX": "backlog_"
}
BACKLOG_DOMAIN と BACKLOG_API_KEY は自分のものに置き換えてください。
4. Ctrl + S で保存
保存すると CLI を再起動しなくてもすぐ使えるようになります。
設定内容は ~/.copilot/mcp-config.json に書き込まれます。
方法2:コマンドで一括登録
フォームを使わず、ターミナルから1コマンドで登録する方法です:
copilot mcp add backlog \
--env BACKLOG_DOMAIN=your-domain.backlog.jp \
--env BACKLOG_API_KEY=your-api-key \
--env ENABLE_TOOLSETS=space,project,issue,wiki,document \
--env OPTIMIZE_RESPONSE=1 \
--env MAX_TOKENS=10000 \
--env PREFIX=backlog_ \
-- npx -y backlog-mcp-server
APIキーがシェルの履歴に残ります。気になる場合は方法1か方法3を使ってください。
方法3:設定ファイルを直接編集
~/.copilot/mcp-config.json を直接編集する方法です:
{
"mcpServers": {
"backlog": {
"type": "stdio",
"command": "npx",
"args": ["-y", "backlog-mcp-server"],
"env": {
"BACKLOG_DOMAIN": "your-domain.backlog.jp",
"BACKLOG_API_KEY": "your-api-key",
"ENABLE_TOOLSETS": "space,project,issue,wiki,document",
"OPTIMIZE_RESPONSE": "1",
"MAX_TOKENS": "10000",
"PREFIX": "backlog_"
}
}
}
}
登録の確認・管理
# 登録済みのMCPサーバー一覧を確認
copilot mcp list
# 設定内容を確認
copilot mcp get backlog
# 削除したいとき
copilot mcp remove backlog
動作確認
Copilot CLI を起動して、以下のように話しかけてみましょう:
Backlogのプロジェクト一覧を教えて
プロジェクト一覧が返ってきたら設定完了です
設定パラメータの説明
| 環境変数 | 説明 |
|---|---|
BACKLOG_DOMAIN | BacklogのスペースURL(例:yourteam.backlog.jp) |
BACKLOG_API_KEY | BacklogのAPIキー |
ENABLE_TOOLSETS | 有効にするツールセット(カンマ区切り) |
OPTIMIZE_RESPONSE | 1 にするとレスポンスを最適化(推奨) |
MAX_TOKENS | レスポンスの最大トークン数(デフォルト50,000) |
PREFIX | ツール名のプレフィックス(他MCPとの名前衝突回避) |
ENABLE_TOOLSETS には使うものだけ指定すると、AIに渡すツール数が減って動作が安定します。利用可能なツールセットは以下の通りです:
| ツールセット | 内容 |
|---|---|
space | スペース情報の取得 |
project | プロジェクト管理(他ツールが依存するため推奨) |
issue | 課題・コメント・マイルストーン管理 |
wiki | Wikiページ管理 |
git | Gitリポジトリ・PRの管理 |
notifications | 通知管理 |
document | ドキュメント閲覧 |
使用例
設定が完了するとこんな感じで使えます:
# プロジェクト一覧を見る
Backlogのプロジェクト一覧を表示して
# 課題を作成する
〇〇プロジェクトに「△△の調査」という課題を作成して
# 自分の課題を確認する
自分にアサインされている未完了の課題を一覧表示して
# コメントを追加する
PROJ-123に「対応完了しました」とコメントして
チャットから課題の作成・更新・検索が一通りできるので、日々の進捗管理がだいぶ楽になります。